R6.3.13
3学期終業式を前に、思うこと
 先週の卒業式では、卒業生が社会人としての抱負を発表し、3年間で大きく成長した姿を見せてくれました。それを、在校生は熱い眼差しで見つめていました。
 毎年度末、このような生徒の姿に喜びを感じられる教職にあることを、心からに感謝します。そして教師の役割は、生徒の成長を信じ、見守り支えることだと確認します。
   R6.3.6
3年生を送る会が終わり、次は卒業式
 先週、1・2年生の企画運営による「3年生を送る会」が行われ、今週はいよいよ卒業式を迎えます。
 思えばコロナ禍では、時間短縮など制限の中での卒業式でしたが、今年度は卒業生にお祝いの気持ちを十分に届けられる式ができるようになりました。それに応え、卒業生は「旅立ちの日に」を力一杯合唱します。
   R6.2.28
高等部でも“大谷グローブ”を展示
 全国の小学校などに届けられた”大谷グローブ”。当校は高等部だけの特別支援学校のためその対象とならず、そこで吉川小学校からグローブをお借りし展示しました。
 昼休みには、野球が好きな男子生徒が体育館でキャッチボールを楽しんだり、女子生徒も手に取ってじっくり感触を味わったりしました。大谷選手、ありがとう!
   R6.2.21
避難訓練に続いて、消化器の扱い方を
 先週の避難訓練では不審者対応を行い、緊急放送を聞いた生徒は、自教室に避難しました。その後、玄関前に移動し消化器の扱い方を、一人一人が体験しました。
 水が噴射される様子を見て、「本物は何が入っているのか?」と質問する生徒もおり、当たり前に思っていることも、丁寧に説明することの必要性を感じました。
   R6.2.14
 慣れた手つきで、ガラスを拭き上げ
 作業学習の「施設サービス班」の生徒は、床清掃やガラス拭きなどを、専用の道具を使って行います。清掃業者の指導もあり、3年生ともなれば気持ちよいほどの動きを見せてくれます。
 間もなく卒業を迎える3年生は、その技術を下級生に伝えると共に、思いを込めて校舎清掃に取り組んでいることを感じます。
   R6.2.7
 毎日の給食に感謝を込めて
 毎年度、この時期に給食週間が行われ、栄養教諭が授業を行ったり、生徒が献立を考えたりします。また、給食を委託している業者に、生徒からお礼の手紙が手渡されます。
 業者は、少しでも温かいものを食べてほしいと、熱々の状態で容器に入れ、短時間で配送しているといいます。毎日の当たり前に、改めて感謝の気持ちを高めます。
   R6.1.31
アート作品展示 その3
 展示期間中の24日には、下鳥幸彦さんが来校されました。マスコミの取材に応じたり、当校生徒と交流したりし、多くの方々の来校を喜んでいらっしゃいました。
 生徒からは「作品に勇気づけられた」「諦めない気持ちを学んだ」などの感想が聞かれました。地域の方々にも楽しんでいただけた企画を、今後も計画していきます。
   R6.1.24
アート作品展示 その2
 「アール・ブリュット」は、障害があるアーティストが制作した作品展示です。10月に行われた「ぼくらのアール・ブリュット」に当校卒業生の作品も展示されたことから、今回の企画につながりました。
 今日は、ハッピー・カフェが行われたこともあり、多くの方々が鑑賞にいらっしゃいました。その様子は、次回お伝えします。
   R6.1.17
アート作品展示 その1
 「シーグラスアート」の作者・下鳥幸彦さんは、病気の後遺症がある中で、ユニークで様々な作品を作り続けています。人や魚などには大きな目が描かれ、豊かな表情には、思わず笑みがもれ元気が湧いてきます。
 「エッ?!」と作品に見入る生徒もいて、展示して良かったと、うれしく思います。
   R6.1.10
「シーグラスアート」& ミニ「アール・ブリュット」を、来週から当校で展示!
 海岸に流れ着いたガラス片をアートに仕上げ展示する「ATELIER YUKI」様と、障害があるアーティストの作品を展示する「ぼくらのアール・ブリュット」実行委員会様のご協力により、両作品を当校で1月15日(月)から26日(金)まで展示します。24日(水)のハッピー・カフェと共にご来校の上、すばらしい作品をぜひご鑑賞ください。
   R5.12.20
*YouTubeに動画を公開
 YouTubeで特別支援学校を検索すると、実に様々なコンテンツが公開されています。そんな中に、当校ではICTの活用を学ぶ生徒が作成した短い動画を公開しています。1本目は、11/22コラムで紹介したコウノトリの飛来を、ニュース風にまとめました。今後どう充実していくか、ご注目ください。
   R5.12.13
会場案内を、動画でいたします
 行事などで来校された方に、会場を分かりやすくお知らせするために、生徒が作成した動画を使ってモニターで案内しています。
 生徒は、ドローンを操作し玄関から会場までを撮影し、文字やイラスト、音声を入れて編集しました。一人一人が得意なことに取り組み、人々の役に立つ体験を重ねる。こうして利他の心が育っていくのでしょう。
   R5.12.6
努力の成果を、全国大会で競う
 現在、特別支援学校は全国に約1,200校あります。そこで学ぶ幼児児童生徒の美術作品を競う「全国特別支援学校文化祭」の書道部門に、当校2年生の作品が県代表として出品されました。
 生徒は、小4から書道教室に通い腕前を上げ、今回の書は不安な世界情勢を憂い、平和への願いを込めて揮毫しました。
   R5.11.29
クリスマスリースを手作りで楽しむ
 学校近くの林から「つる」を採取し、クリスマスリースを作りました。装飾には、花びら、葉っぱ、リボンのほかにアニメキャラなどもあり、思わず笑みがこぼれます。
 季節ごとの行事や風習、イベントを楽しむことで、節目としたり気持ちを新たにしたりすることができます。どんな思いがリースに込められているのか、あれこれ想像します。
   R5.11.22
コウノトリの舞う、自然に恵まれた学校
 二羽のコウノトリが、学校近くの水田でエサをついばんでいました。作業学習で畑作業をする生徒や、地域のゴミ拾いをする生徒などの目にとまります。
 当校は市中心部から離れ、通学の便はけっして良くはありませんが、こんな豊かな自然に恵まれています。生徒はこの学習環境の中で、心も豊かに成長していきます。
   R5.11.15
早くも、卒業アルバムの作成が始まり
 3年生にとって学校生活は残り数か月となり、先週は卒業アルバムに載せる一人一人の顔写真の撮影を行いました。
 カメラを向けられると、とても素敵な笑顔になり、今から卒業アルバムの完成が楽しみになります。様々なことがあり、そのどれもこれもが意味のあることだったと、振り返ってもらえたら、教師冥利に尽きます。
   R5.11.8
教育実習生が、笑顔で頑張っています
 今年度も2名の教育実習生を受け入れ、今週から2週間の教育実習が始まりました。
 「子どもが好きで、教師として支援したい」「特別支援教育を小中学校にも広めたい」など、素晴らしい目標をもち、生徒の中に飛び込んでいく姿に、ぜひ卒業後は学校教育の場で活躍してほしいと願います。天職にして後悔なし、と言える学校であり続けますから。
   R5.11.1
建設業で実習を積み、さらにたくましく
 後期現場実習は2週目に入り、慣れない実習に疲れを感じる生徒も多いことでしょう。
 男子生徒の中には、建設業で実習を行う生徒もいます。担当者から細かな指導を受け、何とか仕事をこなそうとする姿には、思わず声援をおくりたくなります。どんな仕事も人を喜ばせ役に立ち、必要なものであることを、苦労の中で学んでほしいものです。
   R5.10.25
吉川小学校で、音楽鑑賞を楽しむ
 吉川区出身で、チェコで活躍するピアニストの演奏会が吉川小学校で行われ、当校生徒・職員も鑑賞させていただきました。
 聴き馴染みのあるチェコの作曲家の曲も演奏され、編曲の面白さを感じた生徒もいたことでしょう。これを機会に、流行のポップスにはないクラシックの奥深さに興味をもってほしいと願います。
   R5.10.18
後期現場実習を前にして
 廊下の掲示板には、次週から始まる後期現場実習の目標が張り出されています。一人一人が目標を立て、学校を離れ取り組みます。
「しっかり挨拶する」「分からないことは、すぐに聞く」など、職場での基本的なことを揚げる生徒が多くいます。2週間の実習で、これらを身に付け、まずは良好な人間関係づくりに役立ててほしいと思います。
   R5.10.11
吉川ドリームフェスタ(2)
〜吉川高校の秘蔵品を特別展示〜

 地域交流室には、閉校になった吉川高校の卒業アルバムなど、当時を知る貴重な物品が保管してあります。これらを今年度の吉川ドリームフェスタで、特別展示として公開しました。地域の方々や卒業生・縁のある方々が、懐かしそうに見入っていました。今後も、大切に保管しご覧いただけるようにします。
   R5.10.4
吉川ドリームフェスタ(1)
〜生活を豊かにする趣味や特技の発表も〜

 今年度は、「創作チャレンジタイム」の活動をグループごとに発表しました。ミニ演奏、着付け、ドローン操作、ボードゲームなど様々で、来校者も楽しく参加・体験していました。各学年のバンド演奏は行いませんでしたが、生徒が趣味や特技を生かし発表する姿は、生活を豊かにする力に重なりました。
   R5.9.27
各校がダンスを紹介し、交流を図る
 上越地区の特別支援学校8校が、ダンスをオンラインで紹介し合い、交流を図る行事を進めています。
 当校では、全校生徒が体育館でダンスを披露しました。3年生は最後のダンスということもあり、特に熱が入り笑顔がはじけていました。後日、他校の児童生徒がこれを見て、笑顔になっている様子が目に浮かびます。
   R5.9.20
作業学習の活動を互いに見学・体験し
 作業学習では、4班で各作業に取り組んでいますが、他の班がどんな活動をしているのか、知る機会はあまりありませんでした。
 そこで、今年度初めて互いに見学や体験を行う活動を実施しました。興味深げに見学し、教えてもらいながら体験し、新たな気付きや学びを得ていました。明日からの活動がどう変わるか、楽しみです。
 R5.9.13
センター的役割としての進路学習会
 特別支援学校には、小中学校等に特別支援教育の理解啓発を図るセンター的役割があり、当校でもその取組を進めています。
 先日は、就業支援ワーカーによる進路学習会を開催しました。当校の保護者のほか、近隣中学校の保護者からも参加いただき、就労や福祉について情報提供を行うことができました。まずは親の理解が、大切ですね。
    R5.9.6
暑かった夏休みの思い出 〜地域行事参加〜
 9月から2学期が始まりましたが、まだまだ暑い日が続き、「暑さ指数」を見ながら活動内容などを工夫して進めています。
 夏休み中には、十数名の生徒が地域行事に参加し、体育祭で発表したダンスを披露しました。若さあふれるダンスで会場はより暑くなり、アンコールの拍手をいただきました。
R5.7.19 
雨の白川郷も風情あり、県外2泊3日の修学旅行

    
 現3年生は、コロナ禍により中学3年生時の修学旅行が中止となった学年です。その学年が、先週通常通りの修学旅行に行けたのですから、うれしい限りでした。
 各地で大雨が続き実施が心配されましたが、幸い雨に降られたのは1日目の白川郷散策時のみでした。ガイドの説明を熱心に聞き、家屋や生活の様子に関心を高めていました。2・3日目は、高山市内と金沢市内をグループで散策し見聞を広め、スィーツを楽しんだり、お土産を買ったりしました。修学旅行は、一番の思い出になったことでしょう。
 R5.7.12 
青空を舞う、ドローン
   
 今年度は、本格的な撮影ができるドローンを導入し、現在操作の上達に取り組んでいます。小型ドローンに比べ、スピードも操作性もアップし、その分操作が難しくなりました。
 とはいえ、生徒は少しの練習で感覚的に操作を身に付け、飛ばすことの面白さを楽しんでいました。新しい体験を続けるには、楽しめること、ゲーム感覚で取り組めることが大切と言います。ドローンを操作する生徒の姿を見ていると、他の学習や活動でもこのことを取り入れていけば、苦手意識なく続けられると思いました。
 R5.7.5
タブレットの活用で得意を伸ばし、苦手を減らす

    
 タブレットが多くの学習活動で活用されるようになり、現場実習中の連絡などにも活躍しています。その背景には、職員の活用能力が高まり、有効性を認識したことがあります。
 今年度は、どの場面で活用するかではなく、個々の生徒の特性に合わせどのように活用するか、という段階に上がってきました。スマホの扱いは生徒の方が上でも、得意を伸ばし、苦手を減らすための教育的な活用ができるのが教員です。日々の学習に、そして就労や自立生活を支えるツールとなるよう、タブレットの活用をさらに進めていきます。
 R5.6.28 
前期現場実習で、社会を体験した生徒は
    
 先週から2週間、2・3年生は前期現場実習に取り組んでいます。この間、生徒は学校には登校せず、直接企業等に通い、みっちり実習をさせていただきます。
 スーパーでの品出し、ホテルでの清掃、福祉施設での介助など、自分の就労希望に合った職場で「働くこと」を体験します。学校での作業学習とは違い、緊張感や責任感が強まり、厳しさを知るとともに人の温かさに触れた生徒も多いことでしょう。少しだけ社会を体験した生徒は、大人びた表情と態度を身につけ、来週からは学校生活に戻ります。
 R5.6.21 
開校時の歴史を伝える校名板を美しく!

   
 開校から13年目を迎え、玄関に設置された校名板は汚れが目立ち始めました。来校者からは、「きれいな校舎ですね」といつも言われる中で、ちょっと気になっていました。
 そこで、元の板を生かし文字をそのまま使って、校名板をきれいに生まれ変わらせました。陽が当たるとピカピカ光り、来校者の目にもとまることでしょう。生徒の実態や社会の状況は時代に応じ変わっていきますが、歴史を伝える大切なものは変えたくありません。卒業式に、この前で素敵な記念写真を撮影する親子の姿が、今から楽しみです。
 R5.6.14 
高山植物の写真で、校内に潤いを

  
 廊下にある掲示板には、生徒が書いた現場実習の目標や作業学習の予定表などが掲示されています。少し離れた1階の掲示板には、5月から高山植物の写真が展示されています。
 これは山好きの職員が趣味で撮った写真で、生徒にはなかなか見る機会がない花々を見てもらい、少しでも心の潤いにしてほしいと願ってのものです。チングルマの群生や荒れ地を彩るコマクサなど、自然の贈り物にひととき癒やされます。校内に潤いを与え、いつか自分の目で見てみたいと、生徒が思ってくれたら幸いです。
R5.6.7 
「学校の取組を、もっとPR!」と、学校評議員から           
     
 先日、第1回学校評議員会が行われ、授業見学後に感想や学校運営に生かせるご意見をお伺いしました。校舎内がきれいに保たれていることや生徒の元気な挨拶を褒めていただき、地域等へのPRにもっと取り組んでほしいとのご意見を多数いただきました。
 その方法として、新聞等のマスコミのほか、今はSNSによる発信が有効であることから、今後その方法を検討していきます。当校の教育活動を必要とする中学生・保護者の進路選択に役立ち、より多くの方々のご理解ご支援につながることを願いながら。
 R5.5.31 
生徒も参観者も職員も、熱く激しく楽しんだ!
     
 生徒数が減ってきましたが、今年度の吉川スポーツフェスタは集まった方々の参画により、それを感じさせないほど熱く激しく楽しいものとなりました。
 「お願いしまーす」と、生徒が参観者に競技への参加を呼びかけると、すぐにグラウンド内に小走りで数名が集まります。そして、生徒と一緒になって楽しみ、笑顔で応援席へと戻ります。生徒のエネルギッシュな姿に、体が反応したのかもしれません。最後の全校ダンスにはアンコールの声も。再び踊る生徒の表情には、喜びが爆発していました。
R5.5.24 
練習に熱が入る、参観制限なしのスポーツフェスタ

     
  3年ぶりに参観制限をなくした今年度のスポーツフェスタ。多くの保護者や地域の方々などの参観を楽しみに、生徒は学年練習・全体練習に熱心に取り組んでいます。
 作業学習の活動を取り入れた競技や保護者と一緒に楽しむ競技など、当校色を満載にしてコロナ禍前と同じように行います。最後のダンスは、笑顔を絶やさず力一杯自分を表現し、生徒数の減少を感じさせません。練習では緊張していた放送係の生徒が、当日はどんな放送を聞かせてくれるか。それぞれに成長を見せる生徒から目が離せません。
R5.5.17 
スポーツフェスタ(体育祭)前の環境整備は、ボランティア活動で
  
  
 今月27日(土)の「吉川スポーツフェスタ」を前に、保護者ボランティアによるグラウンドの環境整備を行いました。PTA活動からボランティア活動に変えた、1年目です。
 今年度PTA組織を整理統合し、無理なく参加しやすい活動にしました。グラウンドの環境整備もその一つで、ボランティアを募ったところ約1/3の保護者から申込みがありました。PTA活動へなかなか参加できない保護者もいらっしゃる中、その一部をボランティア活動に移行したことで、保護者の責任感や負担感が軽減できたと考えています。
 R5.5.10
立派な花壇は、生徒のDIYによるもの                 
     
 昨年度、作業学習の生産ものづくり班の生徒が、整地し、ブロックを積み、土を入れ立派な花壇を造りました。今、植えられた花々が、春の陽を浴びきれいに咲いています。
 はやりのDIYとはいえ、生徒にとって一から花壇を造ることは、相当な労力と根気が必要な作業です。しかし、生徒の取組状況はというと、嫌そうな素振りも見せず、実に熱心にコツコツと行っていました。生徒は花壇造りを通して、様々な作業ややり抜く力を身に付けただけでなく、目を引く花々を支える花壇の大切な役割にも気付いたことでしょう。
R5.4.26 
タケノコにワラビ、山菜の採れる学校です
     
 学校技術員が校地内の整備を行う中で、今が旬とばかりにたくさんの山菜を採ることができます。自然豊かな環境に立地した、当校ならではの春の恵みです。
 ふと、今時の生徒は山菜を食べるのだろうか、と思いました。さらに、採りに行ったことはなく、ましてや名前も知らないのでは、とも。他国の珍しい料理が給食のメニューに加わることはあっても、ワラビのおひたしが出ることはなく、家庭の食卓に並ばない限りは、目にすることはないのかも知れません。生徒と一緒に、校地内を回るのも一興かも。
R5.4.19 
新入生は、カードを持って自己紹介
    
 4月中旬の「新入生歓迎会」は、2・3年生が企画運営を行い、全校生徒でゲームやダンスなどを楽しみ、新入生は一人一人がカードを持って自己紹介を行いました。
 毎年、この行事を迎えると「いよいよ新年度が、動き出した」と気合いが入ります。新入生の緊張感は薄れ、2・3年生は上級生らしく清掃の仕方を丁寧に教える姿が見られます。○○を頑張りたいと言った新入生にエールをおくり、2・3年生には手本となってほしいと期待します。始業式の校長講話の中に、「紳士、淑女たれ」とありました。
R5.4.12 
新年度が始まり、新入生も楽しそうに昼休みを過ごし
     
 先週末に始業式・入学式を終え、まだ緊張感がただよう1年生も、昼休みは2・3年生と一緒にバドミントンやバスケットボールを楽しむ姿が見られるようになりました。
 生徒は電車やバスを乗り継いで自力通学をしています。通学時間が1時間に及ぶ生徒もいますが、親から送ってもらうことはありません。3年間の自力通学により、生活習慣が身に付くなど、自立心を養うことにつながります。卒業生からは、「通学の大変さに比べれば、自宅近くの職場に通うのは何でもない」という言葉も聞かれました。
R5.4.5 
満開の桜の中で、新任式・始業式・入学式を
  
   
 市内でも少し遅い吉川区の桜も満開となり、新年度の始まりを祝ってくれているようです。7日には新入生を迎え、全校生徒32名で令和5年度の学校がスタートします。
 当校に入学する生徒の多くは、「対人関係が苦手」などの特性や「就労を目指し働く力を付けたい」という希望があります。少人数で一人一人に寄り添った支援ができること、ICTの活用や特性を生かした活動で長所を伸ばすこと、これらを大切にして生徒とかかわり、苦手さの克服と夢の実現に応えるために、全職員で取り組んでいきます。